高断熱高気密の家
寒い冬は
高断熱高気密の家が
本当に暖かくて良いです
我が家は義母がおります
長野諏訪の義姉の家によく長期泊まりに行きます
義姉家の耐火構造の某一流メーカーの家ですが
予定を切り上げて帰ってきたりします
帰ってきて
木造住宅の我が家は暖かい暖かいと
「建てた私に感謝してる」と14年を迎えて
お礼をいわれるとさすがに大変照れくさいです
話は変わりますが
よく高気密高断熱の家は
夏熱いですよと住宅会社の方が
いったりします
決して事実では無く
我が家は去年の夏もエアコンのお世話にならずに
快適な夏を過ごせました
エコや省エネルギーを考えると
暑さ対策も十分考えられた住宅の性能が必要です
実際は単純に
高気密高断熱だから暑くなるのではなく
蓄熱が原因ですから
それを防げば暑さも防げます
高断熱高気密は自然に夏暑いとイメージしやすいですが
- 200℃〜300℃になる月面空間で着る生死を左右する宇宙服をイメージしてもらった方が
正しい選択ができると思います
高気密高断熱の家は
「夏暑いですからやめてた方がいいですよ」という無責任な人がいたら
気を付けてください
宇宙服のように直接的な生死には
結びつかないにしても
先の義姉の家のように
せっかく高額な住宅であったとしても
快適な家にはなりません
また
学生の頃建てた実家が
立派な梁と柱でアメリカ人も絶賛した本格和風の家でも
今の時期寒くて寒くて
年老いた父が気の毒でたまりません
日本でも広いので気候の地域格差がありますが
気密住宅が死亡の原因になるよりも
家の中の室温格差のヒートショックによる死亡事故がはるかに多い事は真実です
気密シートに囲まれた室内空間が問題という人もいますが
建てる本人が思うのは良いですが
住宅会社が恐怖感をあおるのは問題です
タクシードライバーやトラックの運転手は
家で過ごすよりも
石油系の製品に囲まれた車の中で過ごす時間が長い
窓も木製
無垢材を多用し
気密シートも石膏ボードの外側にに施工する
環境問題や安全基準の厳しい
世界基準の本物の輸入住宅を一概に否定はできないでしょう
少しでも失敗しない家づくりのお手伝いができればと
本気で感じてます
福島でも他県に広がる
自然派を名乗る住宅会社の家を訪れる機会があります
大火力の蒔ストーブがあって
家主は暖かいでしょうといいますが
明らかに足元が寒い
通路が寒い
そこのコンサルタントの人が
展示場では
オープン前に
ガンガン暖房をかけて暖めているそうです
冷房の室外機の数
夏の暑さを体験すればわかります
医療技術の進歩で様々な病気が克服される中
従来の家づくりが続けば
死亡原因の一番になる可能性もあります
ただ住宅会社各社は努力を続けていると信じます