北欧住宅と雪とダーラナホース
昨晩からの雪で、展示場も庭も真っ白でした。
こんな雪の日は窓辺のダーラナホースも故郷が懐かしいのでは?
ダーラナホースは、スウェーデンのダーラナ地方の民芸品で、ダーラヘストと呼ばれています。ニューヨーク万博で世界にお披露目されて、スウェーデンの代表的なシンボルのひとつに。元々、木材業に携わるお父さん達が、子供へのお土産として、動物たちを模ったおもちゃが始まりで、木の馬が作られ始めたのは1600年代といわれます。よく民芸品は神様や神社、仏閣関連からの発祥がありますが、子供思いお父さん、思いを込めて作り始めたのが、スウェーデンらしいですね。ダーラナホースの愛らしさはこんなところにあるのですね。この仕事を携わるまでは、スウェーデンの人々のイメージは、頑強で背が高く、七つの海を又にかけるバイキングのイメージでしたが、今は冬の寒さは厳しいですが、本当に暖かく家族思いの素朴な自然派の人達だと感じています。家族が基本で、子供達に繋ぐ地球環境大事にする人達ですね。私もそうありたいです。