高断熱高気密
寒い冬は、高断熱高気密の家が、本当に暖かくて良いですよね。我が家んは義母がおりま、先日まで長野諏訪の義姉の家にステイしてました。今年は諏訪湖の『御神渡り(おみわたり)』が2年ぶりにみられた寒い冬で、義姉家の耐火構造の某一流メーカーの家ですが、とても寒くて寒くて、予定を切り上げて帰ってきました。帰ってきて、木造住宅の我が家は暖かい暖かいと、「建てた私に感謝してる」と12年を迎えて、お礼をいわれるとさすがに大変照れくさかったです。話は変わりますが、よく高気密高断熱の家は、夏熱いですよと住宅会社の方などに、聞いている方がいらしゃいますが、決して事実では無く、我が家は去年の夏もエアコンのお世話にならずに、快適な夏を過ごせました。エコや省エネルギーを考えると、暑さ対策も十分考えられた住宅の性能が必要ですね。実際は単純に、高気密高断熱だから暑くなるのではなく、蓄熱が原因ですから、それを防げば暑さも防げます。高断熱高気密は自然に夏暑いとイメージしやすいですが、-200℃〜300℃になる月面空間で着る生死を左右する宇宙服をイメージしてもらった方が、正しい選択ができると思います。高気密高断熱の家は、「夏暑いですからやめてた方がいいですよ」という無責任な人がいたら、気を付けてください。宇宙服のように直接的な生死には、結びつかないにしても、先の義姉の家のように、せっかく高額な住宅であったとしても、快適な家にはなりません。まだ、学生の頃建てた実家が、立派な梁と柱でアメリカ人も絶賛した本格和風の家でも、今の時期寒くて寒くて、年老いた父、母が気の毒でたまりません。少しでも失敗しない家づくりのお手伝いができればと、本気で感じてます。